商品番号 NO 1A-24

                  

加納鉄哉 筆
拾得図

価格(税別) 25,000円


加納鉄哉 (1845-1925)


  彫刻家。弘化2年(1845)、岐阜本町に生まれる。名は光太郎。
  家は幕末には奉行所の御用達を務めた名家であった。
  父・鶴峰から絵画と彫刻を学ぶが、少年時代に家は没落。
  14歳の時、長良崇福寺の住職が鉄哉を引き取り僧の修行をする。
  その後、19歳で現在の美濃加茂市にある正眼寺に移る。
  明治元年に寺を出て還俗し、諸国を漫遊したと言われる。
  明治22年、東京美術学校が開設された際、教諭を命じられるが、
  わずか2ヶ月で職を辞している。
  官職を離れてから、「唯我独尊庵主」を名乗り、制作に没頭。
  晩年は、奈良に滞在して制作活動を続ける。
  木彫、印籠の根付け、仏画、文人画、戯画、陶磁器の絵付け
  などさまざまな分野で旺盛な創作活動をみせる。
  特に鉄筆はみごとで、煎茶道具のほか、たばこ入れなど
  すばらしい作品を残した。
  鉄哉の人気は高く、大正9年には支援者らによる「鉄哉会」が
  設立され、その作品を入手するための会則が設けられたりした。
  大正14年、「売茶翁像」の完成後、病に臥せ、81歳の生涯を終えた。


   絹本 巾 36.0cm 高さ 106.0cm 絹装
   総丈 巾 49.0cm 高さ 193.0cm 合箱

    本紙にごくわずかな薄汚れあり。
      (目立ちません)


桐合箱