商品番号 NO 1B-75

                  

松田忠一 筆
/ 印度婦人之図

売約済み


松田忠一 (1894-1983)


 洋画家。明治27(1894)年島根県出雲市に生まれ、
 大正7年東京美術学校図画師範科を卒業する。
 同14年より2年間フランスに留学、昭和11年に有島生馬、石井柏亭らによって
 創立された一水会に第1回展から出品し、同22年同会会員となる。
 同29年同第16回展に「阿修羅」「伎芸天」を出品して会員優賞を受賞し、
 同35年同会委員となり、同55年まで出品を続けている。日展にも出品しており、
 同29年第10回展では「阿修羅」で特選。同31年より無鑑査、
 同41年には審査員をつとめた。一貫して京都、奈良の古仏をモチーフとし、
 背景に神像や飛天を描きこんで仏世界を表わしている。
 水墨画、書もかき、大湖とも号した。昭和58年没。89才。
    
   紙本  巾 31.0cm  高さ 118.5cm 絹装
   総丈  巾 42.5cm  高さ 187.0cm 共箱
                     
      本紙下部に軽折れあり。(目立ちません)
            

桐共箱